。 原田P: 小野さんが「今からやったらいけますよ」って言ってくれたんで,「小野さんはドラフトを書いてください。僕は今からグループ内でロビー活動をします」と。 小野P: 電光石火のロビー活動だったもんね(笑)。 原田P: 会社同士での話し合いを,細かいプロセスは全部すっ飛ばして,両社の社長と開発のトップと僕らの6人で顔を付き合わせて,僕と小野さんでやりたいことをプレゼンして,「……やりますよね!」って手を握らせるそこまでを一気にやりましょう,ってことで,2か月ぐらい水面下で活動してたんですよ。 小野P: 時間をかけると絶対におかしな人が出てくるので。金の匂いをかぎつけた亡者どもがうわーっとね(笑)。 原田P: そうそう。大きいタイトルなので,先走って色々フライングする人が増えると思ったんです。でもそんな事のせいで,こんな面白い話にミソがついたり,ugg ムートン,下手をして企画自体がなくなるのはつまらない。なので,2人で水面下で一気に下準備して,バンダイナムコ未来研究所の応接室で,お互いの社長同士を会わせて……という作戦を立ててね。今思えばあの歴史的なシーンを,写真に撮っておけば良かったよね。 : いやいや,それにしたって,かなり大きなプロジェクトですよね。進めるうえで,小野さんと原田さんの間に不安はなかったんでしょうか。 小野P: 最初から2人とも同じ目標だったんですよ。“振動を作ろう”って。あと彼が言うには,「カプコンさんがせっかく格闘ゲームシーンに10年振りに帰ってきたんやから,一緒にやろうよ」,と。 : 原田さんは,小野さんに帰ってきてほしかった,と。 原田P: いやいや,帰ってきてほしかったのはストリートファイターですよ! 小野さんなんて言ったら,世の中の人から「あいつらデキてんのか」って思われるわ(笑)。 (一同笑) 小野P: 今だって,そう思われてるフシがありますからね(笑)。 原田P: 僕の中での経緯という意味では……この20年の間には色々あったじゃないですか。とくに格闘ゲームって,ちょっと盛り上がるとブームだっていわれたり,その逆もね,uggブーツ。でもね,これまで17年間,鉄拳を例にとっていうと総計4000万本で,シリーズ毎に300?400万本以上をコンスタントに売り上げてきて,むしろ昔より伸びてる国や地域もあるぐらいなんです。単なるブームなら17年も続かなかっただろうし,こんな数値は達成できなかったはずなんです
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