。 エメラルドヒルも,グリーンヒルと並んで人気が高いステージだったんですが,ゲームデザインとして考えると,似た雰囲気のステージが続くのは厳しい部分があります。 そこで,ステージ構成の前後関係で,雰囲気の異なるステージを選んだというのはあります。 : ちなみに,ステージ選出の投票はどのような形で行われたんですか? 「白の時空」のプラネットウィスプ。このステージでは“カラーパワー”も使用可能 飯塚氏: 2年ほど前に,まずは我々ソニックチームと,セガ?オブ?アメリカ,セガ?オブ?ヨーロッパで,テスターを含めた関係者を対象にアンケートを実施しました。 それとは別に,北米を中心に,一般ユーザーを対象にしたインターネット投票を行って,それらの結果をもとに選んでいます。ただ,「ソニック カラーズ」のステージに関しては,当時まだ発売されていなかったので,ソニックチームのスタッフが選びました。 : 社内と一般で,投票の傾向に違いはありましたか? 飯塚氏: 社内もユーザーも,だいたい同じ結果に落ち着いていましたね。 : ソニックシリーズといえば,ステージの攻略ルートが“縦”に分岐するレベルデザインが伝統といえますよね。「ジェネレーションズ」でもそれが踏襲されていて,さらに“クラシック”と“モダン”でコースが違っているなど,制作にはかなり手間がかかったのではないでしょうか。 飯塚氏: 確かに手間はかかりました,Diablo 3 Gold。でもそれがソニックというゲームの良さでもあるので,手間をかけた甲斐のあるものに仕上がったと自負しています。 : ソニックが走る場所をモダンとクラシックで変えるとなると,相当な手間がかかったのではないかと思うのですが,これも企画の早い時期からの決まっていたものだったんでしょうか。 飯塚氏: 最初期の企画書の段階では,「歴代ソニック全員集合」という壮大な考えがあったんです。今回のクラシックとモダンを遊び比べてみると,アクションの違いが明確で,両者のアクションに合わせてレベルデザインや操作も設計しているんですが,作品ごとに歴代ソニックを並べてみると,中にはアクションやレベルデザインで被るところがあって,並べてもあまり違いがないように見えるものが出てきてしまったんです(笑)。 そのあたりも考慮したうえで洗練していった結果,uggブーツ,歴代ソニックを代表するメガドライブ時代のクラシックスタイルと,現在のモダンスタイルという形に落ち着きました
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