2013年1月30日水曜日

今後のPlayStationプラットフォームは,どのような道を模索していくのかSCEJプレジデント河野氏に聞く,P

。週末は店頭に立って販売したりとか。  でもその後,CFOのサポート(Chief Financial Officer:最高財務責任者)をやれといきなり言われて。 :  いつも急ですね(笑)。 河野氏:  そうなんですよ。ソニーってそういうところだったんですよ。CFOサポートって,要するに内容が経営企画だったりM&A(Mergers&Acquisitions:企業の買収/合併)だったりIR系(Investor Relations:投資家に向けての広報活動)だったりするわけで,なぜ私なのかよく分からない。だって私の周りには,バンカー(編注:ここでは銀行のbankの意)みたいな人がいっぱいいたわけですよ。 :  確かに柵筏扦螌g績があるとはいえ,戻ってきてみたら営業からCFOのサポートとはまたすごい。 河野氏:  すごいというかよく分かりません(笑)。「なんで僕なんですか?」と聞いたら「現場系の視点を持った人が必要なんだ」と,ugg 偽物。大丈夫,みんな回りは頭いいヤツだから。ファイナンシャルの知識(=財務の知識)持った人はいっぱいいるし,河野君にはそれ期待してないから大丈夫だよって。 :  なんだかすごい言われようですが(笑)。 河野氏:  ひどいですよね(笑)。まぁとにかく,現場の視点をちゃんと入れておかないと間違えるからと言われて,ブーツ,しばらくやって,とても勉強にはなりました。  その後,またもや急に「社長のかばん持ちをやれ」と言われてやって,2002年の末くらいにはようやくアメリカに行きました。2010年までいましたね。 :  ……そういえば永住する予定だったのでは。 河野氏:  そうなんですよ。  でもそのときSCEの社長だった平井(平井一夫:現ソニー取締役/代表執行役 社長 兼CEO)から連絡があって,「帰ってきて日本でゲームビジネスをやってくれよ」と。いやちょっと待ってください,僕はアメリカに永住するつもりでやっているんだと言ったんですけど,なだめられて。 :  ここでようやく河野さんがSCEに来るところまできました(笑)。 河野氏:  そうですね(笑)。2010年の春からSCEJに来ましたが,やっぱりゲーム業界はビジネスとしては初めてだし,なにしろ業界の関係者の方とのコネクションも何もないですし。  もちろんビジネスの経験としては色々なことをやってきましたが,ゲームに対する理解や経験がない状態でのスタートとなったので,各パブリッシャさんに色々教えてもらおうと思って,とにかく回ってました
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